今年からスタートしたオープン検定で見事1級に合格した実松由弥香から事務局に感謝のお便りが届きましたので、ご紹介いたします。
この度は大変お世話になり、本当にありがとうございました。
今回の検定を通して、自分の心と身体をコントロールし、ポジションやテクニックなどの基礎的な部分に加え、芸術性豊かに表現しながら踊ることがどれだけ大変で、かつ大切なものなのかを、ものすごく実感しました。
1級を合格するまでの間、不合格になるたびに検定員の方からいただいたアドバイスを思い出しながら何度も練習を重ねました。お教室の先生に指導していただく中で、音楽の力を借りて自分の心もコントロールすることを学び、今までの自分とは全く違う踊りに挑戦することが出来ました。そして、テクニック的な部分と芸術的な部分を一緒にやることで、やっとバレエになるということを、改めて教えていただきました。全ての動きをノーミスですることばかりにとらわれていた私は、いつの間にか”踊る”ということを忘れ、動きが硬くなっていたこと、普段から言われていることがまだまだ出来ていない自分に初めて気付かされました。
これで最後の試験にしようと、私は8月に熊本で行われたオープン検定会場で受験をしました。本番はプレッシャーを感じてしまい、とても緊張して思い通りに身体が動かず辛かったです。でもそんな時に西正理事長さんから「上手くなっている。自信を持ってリラックスして!」と言って頂いたことで嬉しくなり、自分を信じ、勇気を出して踊りきることが出来ました。心より感謝しています。
今まで受験してきた中で一番大変だった1級・・・皆さんのお陰でやっと合格した1級・・・今後も、あの時の緊張感と喜び、踊ることの楽しさ、そして皆様への感謝の気持ちを忘れずにこれからも精進して参ります。
皆様のお力添え、有難うございました。